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ドイツ留学奮闘記

1年以上
春が、やってきました。

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足元にはタンポポ、頭上には桜。ドイツにもこんなに桜が咲くなんて、知らなかったです。

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気温も上がって、分厚いコートももう必要なし。薄着の人々が街にあふれ出します。
日もすごく長くなって、サマータイムに移行したこともあり、最近は20時半ごろまでうっすら明るいです。


ただ、私にとっては、楽しいだけの春ではないのでした…。


もう、久しぶりの学校が、しんどい!!
先週の火曜日から新学期が始まりました。
集中力が続かなくて、2時間の講義の最後のほうは脳がフリーズ…
誰か一人との会話とは違って、大勢に向けて情報を発信する講義の内容を聴きとるのは、私にはまだまだ難しいです。

そして、季節が進むにつれて増していく、焦り。
こんなにも成長してないのに、あと3カ月半で留学は終わってしまう。

一体ここに何をしに来たのか?
ただダラダラと無駄に時間を過ごした日もたくさんありました。
日本語のサイトや本に依存してしまって、ドイツ語から逃げ出す日々でした。
人と知り合うのがしんどくて、誰かと話すのが嫌で嫌で、友達を作ろうともせず、ひとりぼっちで満足して。
冬の間に、去年得たものをすっかり失って、衰えてゆく一方でした。

現実逃避の旅行から帰ってきて、一気に現実に引き戻されて、少しも努力していなかった最悪な自分を見つめなおして、気づくのが遅すぎるのは百も承知なんですが、このままじゃダメだなあ、と。

受け身の姿勢と怠け心を捨てて、殻を破らなくちゃ、何か結果を残さなくちゃ、と、ただただ焦っています。


あーー。文章にしたら、なんかほんとにヤバさがわかってきた。
とりあえず、残された時間をがむしゃらに突っ走ります!!!
日本に何かを持ち帰れるように!

ちょっと成長できて余裕ができたら、もっとおちゃらけた楽しいブログ書こうと思います。笑

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タンポポよ、私を励ましてくれ。


1年以上
*カウナス市街*

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カウナスのバスターミナル。"Autobusu stotis"はそれぞれ「バス」「駅」という単語で、一昨年かすかに習った記憶があったのですぐに覚えられました!

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カウナスのホコ天「自由通り」
奥の教会(名前失念)の近くで、お兄さんがすれ違いざまに英語で"How are you?"と話しかけてきて、goodと答えたらグッと親指を突き立てて去って行きました。ほかにも何回か若い人に英語で話しかけられました。たぶん、アジア人がすごくめずらしくて目立つからだと思います。アジア人は本当に少なかったです。

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カウナスの統一広場にある「自由記念碑」
私が生まれる年にソ連は崩壊したので、私の人生とおなじだけの年月を新生リトアニアは生きているわけです。でも町のあちこちには崩れた建物や割れた歩道が目立ち、お世辞にも「発展している」感じではないのがカウナスの現状。

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カウナス旧市街の市役所広場。手前の白い建物は旧市役所で、「白鳥」と呼ばれているんだとか。

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「ペーター&パウル教会」とそのわきに立つマリア像。


*杉原記念館*
実は、今回の旅で一番行きたかったところ。
杉原千畝さんのことは、子供のころから本を読んだり劇に連れて行ってもらって知っていて、ずっと尊敬していた方でした。

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カウナス駅の近くですが、小高い丘の上の住宅街の中にあって、なかなか分かりにくいです。でも絶妙なタイミングでこの表示が現れて、記念館へと導いてくれます。

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大使館及び杉原一家の住居として使われていた建物が当時のまま残され、記念館として使われています。
中に入ると、優しそうなおじさんが出迎えてくれて、20分間の日本語のビデオを見せてくれます。そのあと、掲示を読んだり、部屋の見学ができます。

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執務室。ここでは記帳したり、記念スタンプができて、募金箱もあります。私もなけなしのお金でしたが募金してきました。絵ハガキも買いました。なんせ、入場料タダで、募金でなりたってるというんですから。。。ここは、ずっと残っていてほしい場所です。


*十字架の丘*
リトアニアは、「十字架の国」とも言われているそうです。街中でもたびたびバルト風の豪華な十字架を見かけましたし、数え切れないほどある豪華な教会の装飾にも、よくよく見ると十字架がたくさんあります。なかでも、ここほど十字架が集まっている場所は世界でもここだけなんじゃないかな?
19世紀のロシアへの蜂起の際に、平和や犠牲者の冥福を祈って、この人里離れた巡礼地に十字架を置いて行く人々が増えたそうです。今ではリトアニア有数の観光地となっているほか、結婚するカップルがここに十字架を置きに来る習慣があるそうです。

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十字架の丘の最寄りバス停「ドマンタイ」です。周りには、ガチで何もありません。看板も表示もないので、切符チェックのおばさんに教えてもらわなければわかりませんでした。
ここまでの道のりは相当なものでした。カウナスからシャウレイという町までバスで3時間、そこからさらに別のバスで20分。さらに、ここから一本道を20分ほど歩きます。

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ここまで何もない場所は初めて!ただただ平野が広がります。誰もいなくて、まるで世界からたった一人取り残されたようで、心細かったです。まだ丘は見えないけど、一本道をひたすら歩くと、インフォメーションや駐車場や売店、そしてその右側にうっすら暗いこんもりした影が見えてきます!

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売店で1リタスのシンプルな十字架を買って、ちょっと壮大な願いを書いてみました。。。こんな風に、観光客が記念に十字架を置いて行くのもOKです。
眼前には、異様な光景が広がっていました。見渡す限り、十字架、十字架、十字架、、、

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なんとも神秘的な、不思議な光景です。私の十字架は雨がかからなさそうな場所にある別の十字架の腕にくくりつけておきました。こうして十字架のツリーができ、十字架の数は増え続けていくんですね。

往復7時間、待ち時間を入れると9時間に及ぶ大変な道のりでしたが、本当に行ってよかったです!!
丘に着いた瞬間にそれまで冷たい雨を降らせていた空がパッと晴れて、青空をのぞかせ、私の訪問を歓迎してもらってるのか?と調子に乗ってしまいました。


②につづく~~
1年以上
*リトアニア名物*
有名な料理は、「ツェペリナイ」というものです。
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名前の由来は、形が似ているということで飛行船「ツェッペリン」から来ています。中にひき肉が入ったジャガイモ団子という、ドイツ在住の私にとってはなんの新鮮味もない料理です(笑)でも、ソースがサワークリームで相当こってりしていて、ドイツで鍛えられた私の鉄の胃をもってしてもものすごくしんどかったです。まあ、平らげましたけどね!
しかし、一人飯でビールを飲むなんて、日本にいた時には考えられんかった。。。

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これは「シャコーティス」というお祝のときに食べられるお菓子。つんつんとした攻撃的な形をしています。バウムクーヘンのもとになったとかいう説もあるらしい。
サクサクしていて、素朴な懐かしい味がしました。

そして、リトアニア土産といえば、絶対に「琥珀」です。
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旧市街の観光客の多い通りには、琥珀を扱う店がぎっしり並んでいます。リトアニア語では"gintaro"(複数形)というらしい。銀太郎…(´∀`)
自分用に、ピアスを一個だけ買ってしまいました。だってほんまに安いんやもん…!


*ヴィリニュス市街*
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旧市街の入り口「夜明けの門」。上の部分には豪華なマリア様の絵が飾られていて、たくさんの軌跡を起こしてヴィリニュスの街を守ってこられたんだとか。潜り抜けた後に十字をきってお祈りしてから去っていく方をたくさんみかけました。

旧市街は東欧最大というだけあって、歩くとかなり疲れます。市内交通を上手に乗りこなせればよかったのだが。
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豪華な建物がたくさん。地区によって表情が変わったりして、当てもなく歩くだけでも楽しいです。まあ、見ておわかりの通り、悲しいお天気でしたが。。。

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なんか怖い。劇場の屋根にある謎のオブジェ。

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日本語♪

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マクドナルドよりもよく見かけたのが、「ヘスバーガー」という店でした。リトアニアオリジナルなのかな?

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アンネ教会(たぶん)。教会は、でかいのがボッコボコ建っていて、数が多すぎてわけわかりません。とにかく全部すごいです。ナポレオンが「手のひらに乗せてフランスに持って帰りたい」と言ったというのはこれだったかな。。

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「カテドラル」ヴィリニュスの中心です。ドイツ語ガイドブックによると、偉い人のお墓があるとか。

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KGB博物館の建物の下部には、KGBの犠牲となったリトアニア人の氏名がずらりと書かれています。
この博物館は、本当に生半可な気持ちで行くところではない。実際の拷問部屋や銃殺刑の部屋など、気が滅入りました。。。でも知っておかなければならない歴史です。

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国立博物館。小さいです。2階の民族衣装の展示がかわいかったー!!!中学生らしき集団に、珍獣を見るような目で見られた。。。アジア人が珍しいか知らんが展示に集中しろよお前ら。

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ヴィリニュスには杉原千畝さんの記念碑があります。

最後の晩には晴れたので、高い場所に上ってみました。
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旧市街と新市街両方が見渡せ、時間はちょうど夕焼けでした!
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美男美女のカップルだらけでした。夕焼けもバルト美人も美しかったです。。。

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*トラカイ城*
5日目にしてようやくいいお天気になり、ヴィリニュスからバスor電車で30分ほどのところにある観光地「トラカイ城」に行ってきました。
ヴィリニュスのバス停で日本人の女の子2人と出会い、しかも同い年でした!私も混ぜてもらって一緒に観光することに。
トラカイ城のまわりを湖が取り囲んでいて、なんとまだ凍っていました。私ひとりだったら怖くて絶対に乗ってみなかったと思いますが、その2人がほぼためらいなくガンガンいって、乗っても平気そうなので、私も乗ってみました!湖の上を歩くなんて、一生できんと思ってた…!!
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トラカイ城です。とんがり屋根が印象的。中も見学しましたが、なんとも素朴なお城でした。

スーパーでシャコーティスとビールを買って、凍った湖に足をおろし、青空の下で乾杯!最高ーー(T∀T)!
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一人旅なのに、まさかこんな楽しいひとときを過ごせるとは思っていなくて、もうただただ2人に感謝。
凍った湖を歩けたので、夏に来なくてよかったなぁとも思いました。


リトアニアどうですか?日本からは遠いし、なかなか旅行の候補にならない国だと思いますが、古き良きヨーロッパを楽しめる穴場だと思います!
行ってみたくなった人がもしいたら、ぜひ私と一緒に行きましょう♪


IMGP2885.jpgおわり!

1年以上
3月18日から22日までのリトアニア旅行について!


そもそもなんでリトアニアなのかというと、大学2年生の夏に、集中講義でリトアニア語を受講したことがきっかけです。
バルト3国の一国やんね?くらいの知識しかないまま、完全に物珍しさとノリで(先生ごめんなさい)受けた授業だったし、言語自体は強烈に難しくて、まったく身に付かずに終わったのですが、、、
授業の最中にたくさんのスライド写真や動画を見せてもらったり、歴史や文化についても少し勉強したりして、この小国の地味で純朴で不思議な魅力に魅了され、留学中に一度行こうと決意したんです。



リトアニア(Lietuva)について、少し知識をひけらかしておきます。

大きな地図で見る

バルト三国の中では一番大きいですが、それでも北海道の8割ほどの大きさ。人口は325万人(2010年)。東欧にも中欧にも北欧にも分類される微妙な位置にあります。首都はヴィリニュス(Vilnius)。ヴィリニュス大学は東欧最古の大学です。ヴィリニュス旧市街は東欧最大といわれ、ヨーロッパ市民に人気の観光地となっています。

通貨はまだユーロではなく、「リタス」が使われています。1ユーロ=3,5リタスなので、だいたい1リタスを30円と考えればいい感じです。物価はかなり安いです!カウナス市内交通一回1リタス、博物館は学生なら2~3リタスほどで入れます。ご飯は、20リタスもあればお腹いっぱいになれてお酒も飲めます。

言語はさっきも言いましたが、むっちゃむずい。。。英語の"the"にあたる冠詞がないかわりに、名詞の語尾がえげつなく変化します。人名まで容赦なく変化します。「バルト語派」に属しますが、このなかで現在も使われている言語は、リトアニア語と隣国のラトビア語だけ、という孤独な言語。インド=ヨーロッパ祖語に近い、相当古い形を残した言語ではないかといわれているそうです。「こんにちは」は「ラバ・ディエナ」、「ありがとう」は「アーチュー」といいます!

国内の長距離移動も、市内交通も、バスが主です。鉄道のほうが快適でしたが、致命的なまでに本数が少ない。カウナス→シャウレイ行を調べたら、電車は1日1本しかなくて、笑っちゃいました。バスは1時間に1本くらいだったかな?
市内には、普通のバスのほかに「トロリーバス」というのが走っています。昆虫のような触角が2本生えています。乗り心地は最悪でしたorz

歴史的には、昔はポーランドと合体してヨーロッパ最大の王国だった輝かしい時期もありましたが、近年はソ連に併合されてしまっていました。第二次世界大戦中はナチスによるユダヤ迫害もひどかった地域。そんな中6000人ものユダヤ人の命を救ったといわれる日本人外交官、杉原千畝さんのおかげで、リトアニア人の日本や日本人に対するイメージは大変良いようです。ありがたやありがたや。




旅行準備は、楽しかったと同時に、情報が少なくて大変でした!
本屋さんでドイツ語のガイドブックを買って読み込み、ホームページをたくさん参考にしたりして、色々検討した結果、行きたいところを全部欲張りに詰め込んだ日程はこんな感じ↓↓


18日(日)昼にウィーン経由でヴィリニュス空港着。すぐに第二の都市カウナスへで移動。「悪魔博物館」見学。カウナス泊。
19日(月)リトアニア観光のハイライト「十字架の丘」に行く日!カウナス旧市街も観光。カウナス泊。
20日(火)午前中に「チュルリョーニス博物館」「杉原記念館」見学。午後にヴィリニュスに移動。ヴィリニュス泊。
21日(水)「KBG博物館」「リトアニア国立博物館」など見学、ビリニュス旧市街巡り。ヴィリニュス泊。
22日(木)「トラカイ城」見学。ヴィリニュス旧市街を高台から望む。ヴィリニュス泊。
23日(金)お土産漁り。ウィーン経由でフランクフルトに帰る。


リトアニア一国だけに6日もかける日本人観光客はそうそういないんじゃないかと思います(笑)
でもほんとに、毎日充実して、最高の旅でした!
詳細な記録はメモに残してあって、私の覚書のためにここに記述する必要はないので、とりあえず次の記事からは、リトアニアを宣伝?するために写真を貼りまくります!うおおーーー!
1年以上
すっかり亀更新ですみません。私は生きております。


オーストリアやパリに旅した様子はこないだ書きましたが、引き続き私は旅三昧の生活をしています。
旅という名の現実逃避です。
リトアニアに6日間、一人で行ってきて、そのあと友達とヴェネチアに4日間行ってきました。
日本にいるときは一人旅なんて考えられませんでしたが、やってみると意外にできるもんだなあ、と(^^)/


本当にたくさんすごいものを見て、素敵な体験をして、それはもう楽しい旅だったので、ぜひブログに残していきたいんですが、フランクフルトにとどまっている時間が短すぎて、荷ほどき→洗濯→荷造り、だけで時間がすぎてしまいます(笑)


明日からもまた旅に出ます。今度はベルリンに1週間1人で滞在して、念願だった博物館巡りをします!
ベルリンから帰ってきてから授業が始まるまでの間に、怒涛の更新ができたらいいな…。
春休み最後の旅行、全力で現実逃避してきたいと思います☆←


荷造りがんばろっと。

ドイツ留学奮闘記

作者:藤

ドイツ留学奮闘記

大阪大学でドイツ語を学んでおりまして、このたびフランクフルトのゲーテ大学に1年間留学することになりました。
田舎育ちの私が大都会で奮闘する様を、赤裸々につづっていくつもりです。

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