今日は塾での学習(授業)を家庭学習について。
特に高校入試と大学入試に関して話をしてみたいと思います。
「塾に行く」という行為自体で成績が上がるかというとYESでもありNOでもあります。
基本的にはYESであることは間違いないのですが、塾のルーティンに乗っかって、塾で授業を受けて、宿題をやったり時々忘れてしまったりという場合、個人差はありますがある一定の力はつくと思います。
ですが、入試において高い目標設定をした場合、塾に通っているという行為自体で達成できるかというとそうではないと思います。
当たり前のことですが、1週間168時間のうち塾で授業を受けている時間は限られたものでしかありません。エピスの場合、入試前の中3生はちょっと例外かもしれませんが。それでも、授業を受けている時間は24時間のうち半分にも満たないわけです。
では、高い目標設定をクリアして志望校合格を達成するために鍵になるのは何かというと、当然、家庭で過ごす時間の使い方ということになります。塾の授業で学んだことは、授業終了時にはまだまだ「血肉」にはなっていません。問題に対処するための説明書を手に入れただけにすぎません。説明書を見ないでも問題に対処できるようになるためには、当然トレーニングが必要になります。体が自然に動くようになる感覚を手にいれるためのトレーニングです。なので、このトレーニングの時間を確保する頃と、トレーニングにどういう目的を持たせるかということが「入試における十分な学力」を身につけるということになります。要するに、家庭での時間がコアになるということです。
ですので、塾が果たす役割は、この家庭で過ごすコアの時間に対して生徒のみなさんが真剣に向き合えるようになるように、塾の授業という限られた時間の中で働きかけるということも含まれるわけです。むしろ、受験学年の場合はそちらのほうが大切だといえます。言い換えると、我々の目標としては、生徒の皆さんがどれだけ自走できるようになれるかということになるのです。
当然ながら、入試会場で問題に対峙する時、あるいは面接官と対峙するときは一人です。
頼れるのは自分しかいない状況が嫌でも待ち受けているのですから、そこでのパフォーマンスは自分の中に培ったものからしか出てきません。
ということは、やはり塾から離れた時間で、自分で課題設定をして学習を進めていく自走する力と、自律する力を養うことが重要になってくるのです。この事実を我々は、生徒のみなさんに伝えていかなければならないと思っていますし、日々の授業だけでなく、テストやテストの成績が出たとき、イベントなどのタイミングで「着火」することを試みています。ですので、我々が最終的に目指すのは、矛盾するような話になってしまいますが、生徒の皆さんが塾の力なんて借りなくても走れるようになるようになるということです。
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