夏休みが近づいてきました。
古くから言われていることですが、受験生にとっての夏休みについて、改めてお話ししたいと思います。
1ヶ月ほど学校にも行かなくてよい時間が生まれるのが夏休みです。
受験生の場合、夏期講習である程度の時間の使い方が規定されることになりますが、いわゆる「自分の時間」がたくさんある期間です。ポイントは当然ながら、この「自分の時間」をどう使うかということになります。
1日の時間配分をざっくりシミュレーションをしてみます。
夏期講習:5時間
通塾にかける時間:0.7時間
睡眠:7時間
食事:1.3時間
お風呂・トイレ・歯磨きなど:1時間
様々な動作の合間に消えていく時間:1時間
これで16時間、ということは「自分の時間」は8時間もあります。
夏期講習があるとすごく勉強した気分になりますが、実際は講習以外で過ごす時間の方が長いことになります。
しかも講習は演習、授業なので、定着を図るための学習や解き直しなどの振り返る時間として機能するわけではありません。これは集団授業でも、個別授業でも、集団個別でも同じです。
ですので、講習会に出席して頑張ったとしても、「自分の時間」のなかで定着を図ったり、振り返りをしたりしない限りは、力になることはありません。
1日8時間存在する「自分の時間」、これが30日だと240時間になります。240時間は10日です。
このように可視化すると、この時間を有効に使えているか使えていないかで、もの凄い差が生まれるのは自明だと気がつくはずです。
高校生で受験生なら、当然この8時間は全て勉強に費やすことになると思います。
(大学受験生が、夏休みに1日12時間以上勉強しているというのは、全くめずらしいことではありません。というか、普通だと思います。)
高校受験を目指す中学生ならどうでしょうか?
志望校にもよると思いますが、少なくとも半分、つまり4時間くらいは勉強に費やしたいところではないでしょうか。
それでも、あと4時間、まさに「自分の時間」があるので、非常に現実的な話だと思います。
講習会がある日でもこれだけ時間を捻出できるわけです。
実際は塾の休講期間などもあるわけですから、受験生とはいえ、夏休み中の「自分の時間」はかなりの量なのです。
ここで、本気になるかならないかで成否がわかれることにも納得して頂けるのではないでしょうか。
せっかくの受験という機会です、限界まで何かに全力で取り組んでみる経験を積んでほしいと思います。
合格すれば自信にもなるし、仮に第一志望の合格しなくても、限界までやり切った人は何か得るものがあることは間違いありません。
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